あっという間に

時間は過ぎていくもので、もう11月。だんだん寒くなってきて冬の気配を感じ始める。


10月30日
東大でサステイナブルシティの勉強会。「革新的地域の調査」というのが正式名称らしい。藤村事務所での模型製作や読書会の準備もあったりで、きちんと準備が出来ずに臨む。内容はともかく、プレゼンの仕方が悪いと言われる。確かに。それに比べ覚さんの話し方は上手い。出来たことと出来なかったことをきちんと整理した上で、現状までで自分が得た知識を正直に報告する。とても潔いし、その方が聞いている方も全体像を把握しやすい。学内での相対的な評価に甘んじていた、井の中の蛙な自分に反省。

その後、18時から読書会。実際スタートしたのは19時から。課題図書はヴェンチューリの『建築の多様性と対立性』。議論は大いに盛り上がったが、最後の方はかなり脱線。全員の理解も浅かったので、また次回もヴェンチューリをやることにする。今度は『ラスベガス』も一緒に。読書会の進め方は検討の余地有りだけど、今まであまりこういうガチ建築トークをする場がなかったので、とても面白かったし刺激になった。読書会が終わってからみんなで鳥丸へ。帰宅。爆睡。


10月31日
博士課程の人の論文のために、千葉駅周辺にて歩行量調査の手伝い。寝坊する。ごめんなさい。作業自体は果てしなく単調でつまらない。合間を見て、東浩紀の『存在論的、郵便的』を少しだけ読む。東浩紀の最近の本は大体読んだけど、純粋に哲学だけの東本は読んだことが無い。というか、2年前に挑戦したが挫折したので再挑戦。20歳のときは読めなかった本が結構読めることに気がつく。そして何となく、デリダの話がエロゲー2ちゃんねる等と繋がっている気がした。時間を見つけて続きを読まなくては。

20時から大谷さんとバンド。ギターの高音がきつくて耳が死にかけたが、結構まともにセッション出来ていた気がする。とりあえず機材が重い。ドラマーは身軽で良いなといつも思う。


11月2日
この日は朝から代々木上原村松研のWS(復習)に参加。WSの概要は、一言で言えば「小学生を対象にした都市リテラシー教育プログラム」みたいな感じ。小学生は朝から元気だった。村松研の方々と昼ご飯に行きたかったが、都市理論研究会の準備が全然だったために早々と去る。都立図書館へ行き、調べまくる。漫画喫茶で原稿書き。

都市理論研究会は渋谷の某ファミレスにて。個々のレジュメのレベルアップが著しい。近隣住区論、頑張らなくては。ただ、何よりも田園都市論から始まる都市理論の歴史を調べていくことが面白すぎてやばい。この辺りをきちんと体系化した人はいないように思えて(本当はいるかもしれないけど)、やりがいを感じてしまう。田園都市論-近隣住区論-ブキャナンレポート。まじでやったら修論レベルになりそう。